原子力の利用について
科学的発見としての原子力が、最初の利用方法が、原爆という兵器であったことが不幸であった。原子力は、最近クリーンエネルギーとして見直されてきているが、効率を考えれば当然だと思う。今の人類は、数億年という時間をかけて作られた石油を、ガブガブ使っているが、今生きている私たちが後の人たちのことを考えずに、そんな勿体ないことをしていいのかなという疑問がある。(私も車に乗れば、効率を考えず好きなスピードを出して喜んでいるが)原爆という兵器は、面で人を殺す、ジュネーブ条約違反の兵器であり、ジェノサイド=虐殺=民族浄化兵器で、ナチスを裁いた論理によれば、否定されるべきものであるが、第2次世界大戦に勝利した米国が使ったことで、東京大空襲等の非選択的に敵国人を殺すという、やはり面に対する虐殺とともに、東京裁判で肯定され合法兵器とされてしまった。このことが、原子力を見る目をゆがめていると思うし、原水爆禁止は意味があると思う。しかし今の日本の原水禁運動の内容は社共主導で曲がっているので、一緒にやる気はありません。原子力もう一度冷静に考える必要があると思います。
原爆については、トルーマンが、原爆実験として、日本(=非白人、黄色人種)を考えていたので、原爆を落とすまで戦争をやめなかった。原爆を日本に落とすことにより、戦後の主導権を握りたかった。議会対策として、膨大な予算を使った原爆を落とすまで戦争を止められなかったという説があるが、本当だと思います。
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