今日はいろいろと近頃出来なかった仕事をする日。まず部屋の整理の一環として本を処分するため、ブックオフへ。本を売るのに二分証明をと言われてビックリしたが、今日は銀行に行く都合があって、免許証を持っていたので助かった。最近の単行本だいたい1冊1500円以上するのを十数冊、重い物を持って行ったのだが、1100円だった。すごく安いと思うが、最近は単行本があまり売れないようだからしょうがないか。
いつもの本屋に行って今日出た”WILL歴史通”を受け取ってきた。その中に石坂浩二が、長門の軍艦旗をアメリカ人から買って、大和ミュージアムに寄贈した話が出ていた。石坂浩二を見直した。
ここのところ読んでいる加瀬英明”徳の国富論”なかなか良い本だ、江戸時代の評価など意見が一致するところがある。それにしても、小野ヨーコと従妹で、伊能忠敬の玄孫だという家系には驚いた。その中に渋沢栄一の言葉として”およそ事業は、社会の多数を益するものでなくてはならない。その経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が、貧困に陥るようなことでは、正常な事業とは言えない。その人も、また、ついにその幸福を永続することは出来ない。””その富を作り上げる根源はなにかというと、仁義道徳、正しい道理の富でなければその富は永続することが出来ない。論語と算盤というかけ離れたものを一致させることが、今日きわめて大切なつとめである。”江戸時代から日本が世界に優れた点を徳よく摘していると思う。この考えが保守だと思う。
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