朝本屋に寄ったら、榊原英資の日本最高みたいな本があった。エッ津あの人がと思ったが、一応資料も揃っているようなので、以前から考えていたのだろう。そのうち買ってみるか。
現代語訳"落花流水"読了。原書房の明治百年叢書#明石元二郎"上下巻には入っていなかったもの。内容的には同じだが。本人の著作の方が人柄が分かる。ロシアの歴史についてよく纏められていた。よく勉強したものだと思う。前坂俊之氏の解説の中に、徳富蘇峰終戦日記Ⅳからの引用で、日本が戦争なぜ敗れてかの原因の中に、我が官学教育は、形式的、独善的、な教育であった。自分の知っていることを最善と思い、自分の知っていることを最善と思い、自分のなす事を最上と思い、相手が何者であるかには一切無頓着であった。ということが、というところを読んで。今日の菅の会見の中で、人災後の自分の対応に間違いはなかったと言っていたが、皆そうは思ってもいないには関わらず、きっと当人は誤りなかったと思っているのだろうということがわっかった。度し難い人物だ。
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