山内昌之"幕末維新に学ぶ現在 2”読了。
その中で東海散士(柴五郎の兄)の観察。欧米の外交が利にさとく、審議を重んぜず、侠者にへつらうくせに、弱者に横柄だと厳しくウラービー(エジプトの抵抗運動家 元陸軍大臣 イギリスによってセイロン島に流された)に告発させる。口先では支援すると上手いことを述べても、いざとなると腰が引けて逃げてしまう。日本は数千年来東海の地に孤高を維持し、豊かで人々も義侠にとみながら、欧米の長所を取って迷うことない。この美徳あふれる国に忠告させていただくなら外国人を信用しないことだ。間違って外国人を優遇するとエジプトのように国家主権が衰えて取り戻すすべが無くなるからだとのこと。同感
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