WILL歴史通に、佐々淳行が紹介した、面白い回文が載っていた”保安院全員アホ””ほあんいんぜんいんあほ”。
同じ本に平間洋一が、防大学生の時に、吉田茂と会ったときの吉田茂の言葉として”鳩ポッポはソ連に行って「どうか魚を捕らせてください」と頼んで逆に脅かされ、中国に行って「どうか物を買ってください」と頭を下げる。ソ連や中国との外交は脅かすか、利益をちらつかせるかの2つしかないんだよ。それを、誠意を持って話し合いで行くという。ソ連に話したって聞いていないんだ、困った人だよ。”と書いていた、爺さんも孫も同じだ。同じ文の中に彼ら学生達に”君たちは自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。非難とか誹謗ばかりのの一生かもしれない。ご苦労なことだと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の危機にある時とか、災害派遣の時とか国民が困窮しているときだけなのだ。言葉を変えれば君たちが日陰者の時の方が、国民や日本は幸せなのだ、一生ご苦労なことだと思うが、国家のために忍び堪えて貰いたい。自衛隊の将来は、君たちの双肩にかかっている。しっかり頼むよ。”と彼ら学生に言われたとのこと。昔の人はしっかりしていた。
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