昼間は、鈴木清順”東京流れ者”。画面が清順らしい。
若松孝二が亡くなった。ピンク映画の巨匠だった。”セックスジャックいろはにほへと”は面白かった。時間が出来たらまた観てみよう。あの映画の風景、昭和40年代はまだあんなものだった。バブルで東京も綺麗になったという感じがした。若松孝二は反戦の人だが、初期の”鉛の墓標”は、ジラード事件に想を得た、反進駐軍映画だった。反進駐軍がなんで、反戦に転化するのかは考えてみなければいけない。初めて見たピンク映画が、若松孝二”赤い犯行”。上野の山の下の映画館に、”赤い犯行”の垂れ幕がたれていて、今村昌平の”赤い殺意”が出来たんだと思って入ったのが最初。入って少しして間違ったことに気付いたが、面白かった。それから若松孝二のピンクにはまった。あの頃は、”砂の女”に対する”砂利の女”とかいい加減なタイトルが多かった。それにしても若松孝二はピンクなのに、Hの場面が下手だったと思う。。
野田首相が、景気対策のために予備費を使ってと言っている。特例公債法案が成立しないと国のお金が足りなくなるからといって政党助成金を貰わないと言っているそばから金を使う作戦とはどういうことだ。政党助成金を貰わないと言っているのは単なるパフォーマンスということ。選挙の票目当てに社共に金をばらまくことは見え見え。早く止めさせないと日本は大変。あと9ヶ月は待てないと思う。
コメント