今日はジムが休みなので、1日中読書。“妻と飛んだ特攻兵”。終戦後の8月19日に錦州のの大虎山飛行場から、ソ連軍戦車隊に向けて特攻した11機のなかに、谷藤徹夫少尉の乗る97式戦闘機改造練習機に妻朝子さんを同乗させ、また大蔵巌少尉も現地伊予屋で女中をしていた姓不詳スミ子さんを乗せて特攻したという話。取材して得られた資料が少ないのだろう、日華事変から大東亜戦争に至る、皆知っている歴史が、太平洋戦争史観に基づいて、長々とある。ノンフィクションなのに、想像で作られた会話があったり、女性の特攻があったという以外何もない本。
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