昨日いっぱい飲んだので、朝は遅起き。教育他に行くことになっていたので、電車の時間を調べて急いで出発。生田の明大は、日曜はエスカレーターが動いていないので、向ヶ丘遊園12時発のバスで、明大正門前という指示。1明大生田校舎に着いて食事、飲み物を探したが今日はお休み。昔45円で食べていた師弟食堂のカレーがあると思っていたのに残念。小田急線の途中では、一昨日見ていた"駅前団地"の風景が。
今日は、軍事史学会の例会で陸軍登戸研究所(正式名称は第9陸軍技術研究所)についての講演と、記念館見学で明大生田校舎の中を歩き回った。
八木アンテナの八木博士が顧問でいたにもかかわらず、レーダーの研究ではなく、電磁波等を用いた攻撃兵器の研究をしていたということで、陸軍の軍事思想が現れていた。
風船爆弾は、和紙をこんにゃくのりで貼り合わせて作ったということで、ゴムで作れないほど日本は資源、財力がなかったという話で聞いていたが、ゴムで作るより、和紙+こんにゃく糊の方が遙かに性能が良かったとのことどうも戦後の自虐思想のたまものの説だったようだ。2昼夜かけて偏西風に乗せて米本土まで飛ばすための工夫は素晴らしいもの。風船にはガスを6割程度しか入れず、高度が上がると気圧が下がるので風船が膨らんでゆき、膨らみすぎると爆発するので一万メートルくらいで自動的にガスを抜き、夜になって寒くなると風船が降りてくるので、自動的にバラストを落としてまた高度を上げるという作業を、毎晩ということで2回繰り返して米本土まで届けたとのこと。このことも技術については研究者は良くやっていたと思う。
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