今日は”日本の伝統を守る会”富岡旅行。女房と東京駅に行ったら、サトベンちゃんが、”今日は期待してください”とのこと。安中榛名で降りて”東善寺”。小栗上野介の墓所。住職の話がよかった。勝海舟の咸臨丸など大したことはない。咸臨丸が帰った後”ボーハタン号”に乗って世界1周をしたこと、株式会社の仕組みを学んで商社を構想したこと、横須賀製鉄所を構成のために作ったこと、それが富岡製糸所につながること、日露戦争に勝ったのは横須賀製鉄所を作った小栗忠順のお蔭だと東郷平八郎が墓参りに来たことなどを聞いた。これは知っていたが、幕府がつぶれても、横須賀製鉄所は日本にとって必要だと小栗が推進していた。歴史の中で、敗者が貶められ維新の中で、小栗が不当に無視されていることは知っていたが、歴史教育の中で、咸臨丸、勝、福沢が教えられて小栗が世界1周をしたことなど無視されていることはおかしい。吉川弘文館はっ左だから好きではないが、”敗者の日本史”を買って読んでみる必要がありそうだ。赤城山の埋蔵金発掘の話は、小栗上野が幕府再興のために埋めたという話。小栗の考えを考えたら、ありえないと思う。
次に富岡製糸場跡に行った。確かによこすかと同じ作りの建物。ここで聞く女工はエリート。”女工哀史”との矛盾が気になっていたが、あれはプリタート文学と考えたら矛盾が解消できた。
小林山のだるまを見に。階段が800段と脅されてビビったが、実際は200段強。無事征服。帰りの新幹線で、今日の企画に対しサトベンにお礼。
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