マンションの原田夫妻、今井さんとともに原田さんの知り合いの神楽坂の“龍谷亭”。家まで歩いて帰った。夕方からジムに行ってた。
石原慎太郎”天才”読了。慎太郎は青嵐会を作って、角栄金権政治に対抗していたはずだが、角栄の一人称による自伝。面白いことがいっぱい書いてあると同時に、たぶん慎太郎の遺書的なものだと思う。最近の産経に書いている文章。前々回は日韓交渉について、東声会のTSKCCCを使った韓国の工作が書いてあったが、元公安の菅沼光弘の本と、少しきれいに書いてあるが、一致している。前回の文章では、日本が航空機事業に乗り出したYS-11が売れないで事業失敗。その時YS-11諸外国が買わないように運動していたのが、コーチャン、クラッター、この証言は慎太郎によると(一ツ橋の同級生の商社マン)このため日本は最近MRJを作るまで飛行機事業から撤退していた。途中アメリカより性能の良い戦闘機F2もアメリカとの共同制作になって性能が落ちてノウハウを取られた。この本の中で慎太郎は角栄が日本独自の資源戦略を始めた角栄が嵌められたと書いている。同感。私の意見でいうと、中川昭一のダボス会議酩酊事件は中川昭一が”日本も原爆を持つべきだ”と言ったこと。今回の甘利さんの件は、TPPで譲らなかったこと。で、いずれも告発の協力者は日本人。角栄の件は、角栄を排除したい思っていた三木と、検事総長。反対尋問が許されない証言を、証拠採用するなど、日本の裁判にはない。検察も忸怩たるものがあり、角栄が死ぬまで、判決を先送りしていたのだと思う。”日本の原爆を持つべきだ”と言った中川昭一を追求し、つぶし自殺に追い込んだのは、日本のマスコミ。甘利さんを嵌めたのは、日本人(もしかしたら解同、在日?)。少しスケールが小さくなるが、医科歯科の医学部で初めての本学出身の教授が収賄で逮捕された時、タレこんだのが、医科歯科出身。(この頃は、今も?博士論文を認めてくれた教授に、お礼をするのは普通)。恨みを持った同朋を使って、相手をつぶすのは常套手段。甘利さん頑張れ。慎太郎のこの本はいい本だからまた読もうと思う。
U-23イラン戦を見てから寝た。延長になどなって、明日仕事なのに。
読んでみよう。
コメント