吉川君のことに関し、大学同期の松岡君に電話。珍しく彼がすぐに出た。彼はスキーに向かっているとのこと。いくつかの打ち合わせをして、電話を短く切った。浦高4木会のメールが出来たので今月は安心。後は明日以降にして、途中まで再度読んでいた松本清張”ゼロの焦点”を読み終えた。ついでに比べようと考えて野村芳太ひ郎監督の映画版”ゼロの焦点”を見てしまった。脚本が橋本忍と山田洋次。女優が主演で夫に死なれた寡婦が久我美子。犯人の女子大での社長夫人が高千穂ひづる、立川のパンすけが有馬稲子。以前もこの映画見たことがあったが、あまり記憶が無く、今回観る前にはこんなにいい俳優を三名も集めてどんな映画になるのか無駄と思っていたが、原作と違って最後の三人の葛藤が面白い。二名の脚本がよく錬れていてすこしは違った新しい物語に変えていると思った。本も映画も傑作。少し違うが、久我美子、この三人のなかでは並びが一番良くない。確か貴族の娘だったと思うが、あの頃はまだ自分の歯を大事にしていたという記録。おかげで明日は寝不足確定。
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