朝の新聞には、鳩山さんが本を5万ほど買ったという記事が。井戸に買うには買いすぎだよ。麻生さんのバーより高いんじゃないかな。買った本の一覧が出ていた。まあ定評のある経済の本当が列んでいたが、佐藤優の“日本国家の神髄”これ読んでもあの人に分かるわけないよ。橋田邦彦氏が中心になって作った“国体の本義”を読み解いた本。最近“保守”のことを考えて読んでいるが、天皇に習金平との会見を無理矢理押しつけた、天皇に対する尊崇の念や、中国の権力闘争に対する想像力のないあの人には、読むことは出来ても。血肉にはならない。そういう意味では読んでも無駄だと思う。買ってみただけなのだろう。
それにしても佐藤優は高校の10年位後輩だが、どうしてこの域に達したのだろうか。浦高では私の時の社会の先生に桐山さんがいて、あの先生が、北一輝の“日本改造法案大綱”をべらぼうにほめていた。それが記憶に残っていて、金が貯まったとき急いでみすず書房版”北一輝著作集”全3巻を買って読んでいた頃を思い出すが、彼の頃には桐山さんはもういなかったと思うが。まあ北一輝は、天皇型国家社会主義で、ちょっと関係ないか。
またそれにしても。ここのところ、“国体の本義”とか、西尾幹一の”焚書図書開封”とか、大川周明の著作とか、戦後60年読めなかった本が続々と出てきている。喜ばしいことだが、国会では、社共の顔をした”民主党”(中の人には保守も多いが表現としては社共)何か皆考えていることと表現が違うように思う。頭の中に西欧思想が詰め込まれているので自分が教養があることを示そうと気持ちと別に西洋思想を表現しようとしているのではないか。日本思想が世界1だと考えて、自分の気持ちを表現すれば楽なのに。それが私が今考えている”保守”だが。
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