今日はなんだか調子が悪い。寝たり起きたりの一日(いつもと同じ)だったが。夕方大学同期の惇三さんから電話があって、同期の東郷君の電話番号の携帯に入っている番号が違っていたので、番号を聞いて、電話かけようと思ったのだが、なんとなく調子が出ないので、少し寝たら、いつまでも寝られる。22時ごろ目が覚めたのだが、もう電話はかけられないし、なんとなく寒気がしている感じで、すはコロナかと思ってまた寝て、起きたらすでに翌日。今村均”幽囚回顧録”を再度読み始めた。まず敗戦の時に部下将兵に与えた書をもう一度読んだが素晴らしい。今次大戦に対しても後世の歴史家はいろいろというであろうが、国は四囲の環境から逃れられない。満州事変以降のことはいろいろと批判されるであろうが、民族的宿命であり、死中に活を得ようと立った戦争で、異ならずして敗れた終戦もまた宿命であるときしている。漢文で育った人だから、中国については買い被りもあるように思うが、内容は素晴らしい。またラバウルを数年間戦えるよう、兵たちを苦労させて、自活できるようにして、数年間の持久戦できるようにしたのにその苦労に報いられず残念。まあ今見ても順当な総括であり、敗戦の直後医これだけの分が書けるということは、やはり頭が良い人だったと思うしまたその精神力もすごい。ゆっくりや読まなければ。途中のページから、今はもうなくなってしまった、キャバレー”ブルームーン”のホステスの名刺が出てきた。しおり代わりにたかっていたのだろう。30代前半のころこの本を読んでいたのだろう。多分木長といったのだろう懐かしい。 そのあとは裕次郎・ルリ子“憎いあん畜生“ストーリーはいい加減だが、楽しく作っている。学生のころ、日比谷でで機動隊とやってその翌朝山口まで車で行って、東海道の続きは2号線なんだと発見した記憶と、そのころと同じような景色と車がいて、懐かしかった。
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